後期研修医 病棟チーフ SOICHIRO TAKAMIYA
研修生活紹介など
現在、病棟でサブチーフをしております。
5年生の実習で脳外科に興味を持ち、6年生の長期実習でも選択しました。進路を迷う多くの人は、“内科系”、“外科系”という中で迷うと思いますが、わたしの場合は脳外科と膠原病内科で初期研修医2年目まで迷っておりました。すごく決定的な決め手があったわけでなく、最終的にはより多く縁を感じた脳外科を選択し、現在に至ります。
脳外科の生活は、想像に違わずとても忙しいです。ただしその分やり遂げたときの達成感は大きいと思います。医師になって5年間が終わろうとしている現時点でも、まだまだできないことは多いですが、それでも少しずつ手術に携わることができるようになり、充実した生活を送っています。
後期研修も終盤戦、頼りになる脳外科医を目指して頑張ります。
略歴
2012年3月 北海道大学医学部卒業
2012年4月~2013年3月 JA厚生連 帯広厚生病院
2013年4月~2014年3月 北海道大学病院 臨床研修センター
2014年4月~2014年9月 北海道大学病院脳神経外科
2014年10月~2015年9月 札幌麻生脳神経外科病院
2015年10月~2016年3月 北海道大学病院脳神経外科
2016年4月~2016年9月 手稲渓仁会病院脳神経外科
2016年10月~ 北海道大学病院脳神経外科
所属学会
日本脳神経外科学会
日本脳神経外科コングレス
日本脳神経血管内治療学会
日本脊髄外科学会
日本定位・機能外科学会
業績
《学会》
◆全身血管病に起因する頚部内頚動脈解離性動脈瘤に対してstent-assisted coil embolizationが有効であった1例
(第73回日本脳神経外科学会北海道支部会・第30回日本脳神経血管内治療学会学術総会)
◆Dumbbell型を呈した孤発性胸髄脂肪腫の1例
(第74回日本脳神経外科学会北海道支部会・第30回日本脊髄外科学会)
◆星芽細胞腫(astroblastoma) の1 例
(第75回日本脳神経外科学会北海道支部会)
◆ITB療法において術中カテーテル造影が有用であった2例
(第55回日本定位・機能神経外科学会)
◆頸髄髄膜軟骨腫の一例
(第76回日本脳神経外科学会北海道支部会)
◆三叉神経に発生した中枢神経系原発悪性リンパ腫の一例
(第77回日本脳神経外科学会北海道支部会)
《論文》
◆外傷後急性硬膜下血腫により明らかとなった急性リンパ球性白血病の1例
高宮宗一朗, 早川峰司, 水柿明日美, 方波見謙一, 宮本大輔, 寳金清博, 丸藤哲
日本救急医学会雑誌 2015; 26: 625-31
◆全身血管病に起因する頚部内頚動脈解離性動脈瘤に対してstent-assisted coil embolizationが有効であった1例
高宮宗一朗, 長内俊也, 牛越聡, 栗栖宏多, 下田祐介, 伊藤康裕, 伊師雪友, 穂刈正昭, 中山若樹, 数又研, 鐙谷武雄, 七戸秀夫, 寳金清博
脳神経外科 2016 Jan; 44(1): 39-45
◆Dumbbell型を呈した孤発性胸髄脂肪腫の1例
高宮宗一朗, 飛騨一利, 矢野俊介, 笹森徹, 関俊隆, 斎藤久寿
脳神経外科 2016 Jun; 44(6): 495-9
◆Cervical Meningeal Chondroma: A Case Report
Takamiya S, Seki T, Tokairin K, Hamauchi S, Sasamori T, Mitsuhashi T, Houkin K
J Spine 2016; 5: 5
◆ITB療法において術中カテーテル造影が有用であった2例
高宮宗一朗, 笹森徹, 濱内祝嗣, 関俊隆, 加納崇裕, 矢部一郎, 佐々木秀直, 寳金清博
脳神経外科 2017 Jan; 45(1) (in press)